人は見た目が9割・・・だからタイトルが重要
人は見た目が9割という言葉があるように、初対面の人に対しては、どうしても見た目で判断するしかありません。
優しそうな人、厳しそうな人、知的そうな人、軽そうな人。
ブログにおいては「タイトル」が「初対面の人の見た目」に相当します。
読者は、多くのブログの中から、タイトルだけで読みたい記事かどうかを判断します。
どんなに面白く役に立つ記事を書いたとしても、タイトルに読者の目を引きつける力がなければ、記事は読まれません。
その反対に、タイトルが大げさで、実際に記事を読んだら全然タイトルと釣り合っていないという場合は、読者はガッカリしてしまいます。
それは、無駄な時間を使ってしまったという後悔です。
そんなことをしてしまったら、信用を失い、二度と記事を読んでもらえなくなります。
読者にそんな思いをさせないように、しかも、読まずにはいられない興味を引くタイトルを付けるには、どうしたらいいのでしょう。
タイトルを付けるには、いくつかのパターンがあります。
矛盾したタイトル
一見矛盾している言葉は、人の注意をひきつけます。
「頑張って稼ぐ方法」なんていうタイトルは、当たり前すぎて、誰も振り向きません。
「楽して稼ぐ方法」という一見矛盾したタイトルだからこそ、ん?なんで?と興味を持たれるのです。
料理に関しての記事に、「プロだからできる絶品料理」というタイトルを付けた場合、興味を引くかもしれませんが、わたしには関係ないのかな?という印象も受けます。
「料理初心者にもできる絶品料理」というタイトルにすれば、新婚の奥様なら、間違いなく、その記事に興味を持ってくれるでしょう。
このように、
「楽をする」<>「稼ぐ」
「料理初心者」<>「絶品料理」
という2つの矛盾した言葉の組み合わせで、タイトルを作ると効果的です。
企画・イベントを思わせるタイトル
「期間限定!今だけの価格」
「10人にプレゼントします!」
今、読んでおかないと損をするかもしれない。
後では間に合わないかもしれない。
そんなことを思わせるような、企画・イベント型のタイトルは、今、読んでおかなきゃ!と思わせるのに効果的です。
具体的な数字を入れたタイトル
「間違ったダイエット9つの大罪」
「デートに役立つ30店舗を一挙公開!」
「起業するための5つのステップ」
このように、具体的な数字を入れることで、人は興味を持ってくれます。
数字を絡ませることができる記事であれば、絶対にオススメの手法です。
トレンド、知名度を利用したタイトル
「パワーモンスター室伏広治もやっている脚力強化法」
「今、大流行のダイエットは、これだ!」
「ソフトバンク 孫正義のビジネス理論」
記事を誰に読んで欲しいのか、そのターゲットを明確にし、その読者なら誰もが知っている有名人の名前をタイトルに組み込めば、読者に刺さるタイトルにすることができます。
また、今のトレンドを敏感に察知したタイトルも、記事を読んでもらうためにとても有効です。
感情を揺さぶるタイトル
「30歳で年収300万?あなたはそれでいいのですか?」
「『太ってる』なんて、もう言わせない!即効ダイエット」
「この方法なら小学生でも稼げるって知ってました?」
タイトルを読んだ瞬間、怒り、悲しみ、羞恥心、好奇心、劣等感、高揚感など感情を揺さぶるタイトルは、読者を引きつけて離しません。
ただし、「バカなあなたでも理解できる税金の話」など、読者を見下すような書き方をすると、反感を買う場合があるので、注意しましょう。
読者に意味を想像させるタイトル
「こんなのあり??」
「やっちまった!」
こんな一言でも、読者があなたに興味がある場合には、有効なタイトルになります。
ブランディングをしっかりとやって、あなたのファンが付いてくれた時、ファンに対して、このようなタイトルを付けると効果的です。
でも、誰もあなたのことを知らない時点でこれをやると、単に自意識過剰の「かまってちゃん」だと思われ、無視されてしまうので気をつけて下さい。
まとめ
ここまでに書いたタイトルのパターンは、雑誌や書籍、有名ブロガーのブログなどを読んでいても思い当たることがあると思います。
タイトルの作り方は、そのパターンを知っておけば、あとはどのパターンに当てはめようかと考えるだけで、あなたのブログ記事が読まれる確率は、グッと引き上げられます。
タイトルを決めることに時間と思考を惜しまない。
これが記事を読まれるための、はじめの一歩です。
次は・・・
本文を読み始めても、すぐに他のサイトに飛んでしまうようでは意味がありません。
読みやすい文字の書き方。
⇒ 「文字数と改行位置」